たくさんの玉ねぎを手に入れたとき、
みなさんはどうやって保存していますか?
私の家は夫の実家が農業をしており、
いつも新鮮な玉ねぎをたくさんもらうのです。
そんなわけで、いつも最適な保存方法を考えるのが
我が家の課題でした。
以前はただ段ボールに入れて保存していたのですが、
下の方の玉ねぎが腐るという悲しい結果に。
でも、吊るし保存という農家の方法を知り、一変しました!
ここでは、吊るし保存のやり方とその重要性を、
我が家の経験をもとにお伝えします。
ほんの少しの手間で、玉ねぎの新鮮さを保つコツをご紹介しましょう。
吊るし保存の手順
農家では、茎つきの玉ねぎを数個束ねて吊るしますが、
市販の玉ねぎには茎がないのが普通ですよね。
そこで、家庭でも簡単にできる方法をご説明します。
密集して湿気を帯びると玉ねぎは劣化しやすいので、
触れ合わないように保存することがポイントです。
ネットがない場合や玉ねぎの量が少ない場合は、籠でも大丈夫。
籠に入れるときも玉ねぎが直接触れないように、
新聞紙で一つずつ包むなどして区切りましょう。
新聞紙は湿気も吸収します。
最適な吊るし用ネットは?
吊るし保存にはさまざまなネットが使えます。
市場には家庭用のネットもあり、手頃な価格なので、
専用ネットの使用も検討できますが、
まずは手に入りやすいものから始めてみるのがおすすめです。
吊るし保存の適切な場所は?
直射日光を避けられる場所
これらの条件を満たしていれば、吊るす場所はどこでもOKです。
ご自宅に合った方法で設置してみてください。
雨に濡れそうな場合は、室内に移動させるのが賢明です。
濡れてしまったら、早めに乾かしましょう。
吊るし保存の期間
玉ねぎは数週間から数ヶ月保存できますが、以下が必要です。
低湿度
適切な温度
他の玉ねぎとの接触を避ける
今日からでも吊るし保存にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
玉ねぎを新鮮に保つことで、
美味しい食事をもっと長く楽しむことができるでしょう。
なぜ玉ねぎを吊るして保存するのか
玉ねぎを保存する際には、伝統的に農家によって
用いられてきたユニークな手法が存在します。
なぜ玉ねぎを吊るして保存するのかという疑問が
あるかもしれませんが、それには明確な理由があります。
主な目的は、玉ねぎの水分を効率的に蒸発させて、
長期間の保存を可能にすることです。
収穫直後の玉ねぎは水分を多く含んでいるため、
風通しの良い場所で乾燥させる必要があります。
密封容器や袋での保存は湿気を閉じ込め、
腐敗の原因となるため推奨されません。
田舎の家々でしばしば見られる、家の周りに吊るされた
玉ねぎの列は、このような理由からです。
我が家の外でも玉ねぎを並べて吊るすことで、
長期保存に役立てています。
十分に乾燥させた後はどうする?
保管されるのが一般的です。
これにより、家庭で玉ねぎを長期にわたって保存できるようになります。
保存場所としては、風通しの良い、湿気の少ない場所が
最も適しています。
室内での保存はどうする?
または冷蔵庫の野菜室を使用します。
段ボール箱に入れる際は、新聞紙で包んだ玉ねぎを
密に詰め過ぎないことが重要です。
玉ねぎ同士が触れ合うと湿気が閉じ込められ、
腐敗を早める原因となります。
一方、夏場の高湿度と温度には冷蔵庫の野菜室が適していますが、
リンゴとは一緒に保存しないように注意しましょう。
リンゴから発生するエチレンガスは、
玉ねぎが芽を出すのを早める可能性があります。
まとめ・おさらい
玉ねぎを保存する手順は以下の通りです。
1. 保存用のネットを準備する。
2. ネットに玉ねぎを一つずつ入れていく。
3. 一つの玉ねぎを入れたら、その上でネットを結びます。
4. 複数の玉ねぎを同じ方法でネットに入れ、適切な間隔を保ちます。
5. 吊るした玉ねぎは、
風通しの良い場所で直射日光が当たらないようにします。
この方法で玉ねぎを新鮮に保ちながら、
長期間保存することができます。
吊るす方法が困難な場合も、
新聞紙を使うことで室内で効率的に保存が可能です。
これにより、玉ねぎを大量に入手しても無駄にせずに
使い切ることができます。
玉ねぎを保存するときは、それぞれの玉ねぎが
十分なスペースを持てるようにすることがポイントです。
このシンプルな原則が、長期保存の鍵です。