干し芋がとても硬くなってしまい、
食べにくいことがありますよね。
硬すぎる干し芋を柔らかくできないかと
考えたことはありませんか？
少しの量ならまだしも、
大量にあるとどうしたらいいか困ってしまいます。
どんな食べ方が良いか、悩むこともあるでしょう。
そこで、今回は硬くなった干し芋を
柔らかくする方法と、それをおいしく食べる方法、
便利な使い方をご紹介します。
硬くなった干し芋を柔らかくする方法
時には干し芋が非常に硬くなり、
スルメと同じような硬さになることもあります。
もっと柔らかければなあと思うことも。
食べていると顎が疲れてしまいますよね。
そんな硬くなった干し芋を柔らかくし、
食べやすくする方法をこちらで2つ紹介しましょう。
干し芋をトースターでやわらかくする方法
干し芋を柔らかくしたい時は、
トースターを使って軽く焦げ色がつくくらいに
加熱するのが良いです。
これで、熱いうちに食べると、
柔らかくて香ばしい干し芋が楽しめます。
通常は焼いて食べることが多いですが、
その方法だと表面のみが温まることがあります。
トースターなら干し芋を中まで均一に温めて、
柔らかくすることができます。
干し芋を電子レンジで柔らかくする方法
干し芋が硬くなってしまった場合、
電子レンジで柔らかくすることが可能です。
これはレンジで干し芋を蒸す方法に似ています。
ただし、水を多くかけすぎると
干し芋が柔らかすぎてしまいます。
レンジでの加熱は適度にしましょう。
過度に加熱すると、
干し芋が硬くなってしまうことがあります。
干し芋は冷めると硬くなるので、
柔らかい状態で食べるのが最適です。
硬くなった干し芋のおいしい食べ方と活用方法
これまでに硬い干し芋を
柔らかくする方法をご紹介しましたが、
干し芋の楽しみ方はこれだけではありません。
ここでは更に異なる簡単で美味しい食べ方を紹介します。
揚げ干し芋のレシピ
硬くなってしまった干し芋を
おいしく活用する一つの方法は、油で揚げることです。
そのまま揚げるのもいいですが、
細長くカットしてフライドポテト風に
するのが特におすすめです。
作り方は簡単です。
切った干し芋を170〜180℃の油でカリッと揚げます。
揚げたての干し芋はそのままでも、
砂糖を少し振りかけても美味しくいただけます。
この方法で、
硬い干し芋がカリカリのおやつに変身します。
芋けんぴの作り方
揚げ干し芋と同じく、
硬い干し芋をカリカリに変える別のレシピとして、
芋けんぴがあります。
芋けんぴを作るには、
細く切った干し芋を170〜180℃の油でしっかりと揚げます。
揚げた後、砂糖でコーティングします。
この砂糖のコーティングは、
干し芋200gに対して砂糖大さじ3〜4杯、
水大さじ2杯を使って鍋で加熱して作ります。
砂糖が泡立ちトロトロになったら、
揚げた干し芋を入れてよく絡めて煮詰めます。
砂糖が鍋の端に白く見えたら火から下ろし、
干し芋をクッキングシートに広げて冷ませば、
芋けんぴの出来上がりです。
干し芋のバター炒めレシピ
さつまいもとバターの組み合わせは抜群です。
バターで炒めることで、
干し芋が柔らかくなります。
作り方は簡単です。
フライパンを温めてバターを溶かし、
干し芋をゆっくりと両面焼いてください。
炒めた干し芋には、
お好みでハチミツやシナモンをかけ、
熱いうちにお召し上がりいただけます。
また、干し芋以外にも、
薄切りリンゴを加えて炒めるのもおすすめです。
レーズンを加えるとさらに味に深みが出ます。
豚汁に干し芋を加える方法
もし硬い干し芋があれば、
豚汁の具として加えてみるのも良いでしょう。
干し芋を適切な大きさに切って、
他の具材と一緒に煮込むだけです。
煮込むことで干し芋は水分を吸って柔らかくなります。
豚汁が醤油ベースであっても
味噌ベースであっても、
さつまいもはどちらにも合います
煮込むだけで干し芋が柔らかくなるので、
豚汁を作る機会があれば是非加えてみてください。
干し芋を活用した蒸しパンのレシピ
硬くなった干し芋を料理の
特別なアクセントとして利用することができます。
柔らかい蒸しパンに細かく刻んだ干し芋を混ぜ込むことで、
異なる食感を楽しむことができます。
さらに、パンケーキやマフィンに加えると、
より一層美味しくなります。
そのままでも美味しい温めた干し芋ですが、
様々なトッピングを加えることで、
さらに美味しく楽しむことができます。
アイスクリームを添えて
温めた干し芋に冷たいアイスクリームを添えることで、
温冷のコントラストが楽しめます。
バニラやキャラメルフレーバーが特におすすめです。
干し芋の自然な甘さと
アイスクリームのクリーミーな味わいが絶妙にマッチします。
チョコレートをトッピングして
干し芋の上に溶かしたチョコレートをかけると、
豊かな風味が加わります。
ミルクチョコレートやビターチョコレートのどちらも合い、
特に冷めた干し芋には、
チョコレートが固まって食感のアクセントになります。
バターをのせて
干し芋にバターをのせ、
温めるとバターが溶けて干し芋の風味を豊かにします。
特に塩バターを使うと、
甘さと塩味のバランスが良く、
より深い味わいを楽しむことができます。
生クリームを添えて
生クリームは干し芋の甘さを
引き立てる優しい味わいを加えます。
ホイップした生クリームをたっぷりと添えて、
口溶けの良さと相まって、
リッチな味わいのデザートに仕上がります。
フルーツやナッツを加えても美味しいでしょう。
もともと甘い干し芋を、
さらに甘くして楽しむ方法です。
これらのアレンジは
非常に美味しいので試してみる価値があります。
硬くなった干し芋も、
これらのアレンジを加えることで、
食感が気にならなくなりますので、ぜひお試しください。
干し芋が硬くなる原因
干し芋は本来、水分量が少ない食材です。
収穫された後、蒸してから
天日干しで乾燥させることにより、
さらに水分が抜けます。
家庭に持ち帰った後も、
時間の経過とともに水分が減少し、硬くなります
まとめ
硬くなった干し芋をそのまま食べるのは難しいですが
少量ならトースターや
電子レンジを使って柔らかくできます。
揚げたりバターで炒めたりして、
いつもと違った食べ方を楽しむのもいいでしょう。
硬い干し芋の新しい利用方法を見つけるのもおすすめです。
